人間は世界を感知するのに5感しか持ち合わせていません。
ある現象を5つの手段でしか感知できないのです。
視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の境界線を曖昧にしつなげた時に
第6感が立ち上がってくるように思います。
何かが香るのは現象であり、
その現象を色や形、触感や熱感、音や味で表現することをあえてしていくことで、
香りを嗅ぐという体験がより濃厚で深いものになるのだと思います。
世界は振動しています。
全てのものが、ふるえ歌っています。
そして、香りも鳴っています。
鳴っているし、情報を含み立体的です。
organでは香りという現象を
音楽を楽しむように、色や形を楽しむように
向き合っていきたいと思っています。