Herbal Water

芳香蒸留水

芳香蒸留水や精油蒸留水または

ハーバルウォーターと呼ばれるそれは

​蒸留の過程で生まれる液体である

 

蒸留の歴史は古く古代ペルシアの錬金術師達が

その研究の過程で偶然発見した

技術とされている

 

​(※ 蒸留とは物質ごとの蒸気圧の差を利用して

混合物の特定成分を濃縮する操作

古代ペルシャの錬金術師達が発明したらしい)

植物を蒸したり煮たりして

発生させた蒸気を冷やし

成分を濃縮し回収するという

至ってシンプルな方法なのだが

いまだにその方法は現代でも変わらず

受け継がれている

 

蒸留で得られるのが精油と蒸留水で

親油性のある分子はは精油に

親水性のある分子は芳香蒸留水に入っていく

 

オーガニック人気の中でも

精油ばかりがもてはやされていて

充分に香りと成分が入っている蒸留水が

蒸留の現場で捨てられている現実がある

しかも精油を得るために用いる植物の

莫大な量のことを考えると

捨ててしまっている蒸留水を

現代の私達にあった利用方法を考えて

大切に使えればと思う

 

 

中近東の家庭では地方によって

年に一度一年分の芳香蒸留水を作り

飲んだり塗ったり活用し生活の中で

無くてはならない存在のようだ

 

フランスにおいても精油や蒸留水の効能が

しっかり認められているので

植物療法の現場で利活用されている

蒸留の歴史が長い中近東や西洋に学び

芳香蒸留水のある生活に近づけたらと思う

8年前にプレゼントでいただいた

北海道のエゾよもぎ ウォーター

常温で保存しているのだが驚くことに

いまだに腐っていない

 

ちまたでは芳香蒸留水は水で腐りやすいため

早めに使用するようにと注意書きがされている

 

 

商売や法律の視点から物事を見ていくと

本来あるはずの大切な部分が

隠されてしまうことがある

 

 

 

芳香蒸留水はまさに植物の英知を含んだ

「生きている水」なのである

 

芳香蒸留水についてこれからもっと

多くの人に関心や興味を持ってもらい

人々の生活への活用や研究が

進んでいくことを願ってやまない